テニミュ 青学vs四天宝寺

今更感がはんぱないですが四天公演の感想を。
大阪で2回、凱旋を2回観劇しました。

一言感想：空飛ぶルーキーズ＋福島海太必見。

まず四天宝寺は今までの学校と雰囲気が違いました。
全体的に若いながらも、子役からしっかり経験を積んできた実力派のメンバー揃い。
そしてオサムちゃんというお父ちゃん役・顧問の先生が居る。
背中を預けられる大人(役)が一人いることで、子供メンバー感の結びつきが強まる。
安心してわちゃわちゃしてて可愛いったらない上に、
足下がしっかり安定したチームです。

しかし悲しいかな、安定したチームであるが故にテニミュの大きな楽しみでもある
「わたしは、今、究極の青田買いをしている…！」
というテンションの高まりが低めだったことも事実。

とはいえそんなのは些細なこと。
毎回楽しく観劇しました。
キャラそのままのキャスト達の中でも群を抜いて
マンガをそのまま3次元化したとしか思えない
上田悠介くん演じる金髪橘さんに毎っ回魂を抜かれ
D2で毎度爆笑し、タカさん銀さんのS2で大泣きし、
ラスト3Dマッピング＋ワイヤーアクションで空を飛ぶ
おごたん(天使1)と広大くん(天使2)のキラキラした汗は
こちらの汚れた心が浄化されるよう。
総じてとても満足度の高い公演でした。

＋＋＋

こっから先はとても個人的な好みの話です。

あのね－。大人気オサムちゃんね－。君沢くんね－。
見た目とかキャラ作りとかお芝居とか本当に何の文句もないんですけど、

笑いを取ることにかけては絶望的にアレで。アレで。

幕間の日替わりの話です。
大阪で私が見たのは1/2と1/3の公演だったんですが、
まずその両日が同じネタだったことにずっこけました。（こけし様を拝むネタ
正月3が日公演なんて、休み、しかも正月やねんから、
どんだけのリピーター率か想像つくやんか！
そこくらいは変えてこようよ！

そして肝心のネタ…も…
ハイパーイケメンであるところの君沢オサムちゃんのやることだから、
しょうがないわね★って見守って上げられたけど、あれただイケだった絶対。

地方を回るうちに四天のメンバー達が日替わりに加わるようになっていったと聞き、
事故率も下がってとてもいいことだと思いました。（作文

涙涙だった大楽の感動の幕間(DVDに収録)も
「楽屋でやれ」派でした。

そこだけ、あの幕間だけは、公演全体のバランスを損ねていた気がします。

＋＋＋

これもごく個人的な好みの話です。

四天のメンバーで推したいあの子。
それは金色小春ちゃん役・福島海太くん一択でした。

そもそも最初のメンバー紹介動画からして目玉出た。



キャストが初めてキャラのメイクをして衣装を着て撮る（らしい）この動画、
ほぼ全てのキャストが緊張の面持ちで写っていて
こんなキレッキレの登場をする子はまず居ない。
キレッキレにもピンキリがあるものだけど、ちょっとレア度の高い極上のキレだった。

失礼ながらイケメンではないけど、この時まだ最年少15歳！にしてこの演技！このダンス！やばいのが来た！！

その思いは公演を見て確信に変わりました。
小春ちゃんの試合であるD2の出来は
台詞回し・身体の使い方・アドリブ・どれを取っても抜群に素晴らしかった。
他のキャストと差がありすぎるくらいだった。
小春というアクの強いキャラを持ってして、海太くんの突出を押さえ込んでいる気がした程。
君沢くんと比べるわけじゃないけど、舞台で笑いを取るってとても難しいことだと思う。
ただでさえオカマ口調のネタ担当キャラ。
なのに通常のセリフはもちろん、アドリブ。表情。声の出し方。間。
どれを取っても一流過ぎてため息。安心して爆笑できた。

ダンスがこれまた素晴らしくて、体幹の決まり具合が尋常じゃない。
どんなダンスを踊っていても芯がピッシーとしていて美しく、
海太くんを見ると「あ、このダンスこういう振りだったんだ」ってわかる。

小春というキャラだけにメインカメラに抜かれることは少ないので、
DVDが出て全景映像がついていることにこれほど感謝したことはなかった。
全景でずーーーーーっと海太くんの踊りを見ている。

何度も言って失礼だけど、海太くんはかっこいいお顔ではない。
だから、いわゆるイケメン路線では無い、としたら、この先どういう道で活躍していくのかわからない。趣味は釣りとサバイバル術だし（かわいい


でもできるだけ追いかけて長いこと応援したい役者さんの一人になりました。
まだ16歳。先のご活躍が本当に本当に楽しみです。

＋＋＋

その他の青学・四天メンバーのよいところ☆については
おそらく他の皆様が語り尽くしていらっしゃると思うので、私は海太担で！

あ、四天のリョーマめちゃくちゃ可愛かったな…
金ちゃんと一緒にいて引き出されるリョーマのかわいさプライスレス。