浅瀬からこんにちは

沼って言える程でもない みたものきいたものの 記し場所。

恋するブロードウェイ 〜It's festival! 全体感想 + セトリ

(間違い・記憶違い・などお許し下さいませ)

・SV岡様曰く、今回は敢えてマイナーな曲を選んだ。
でもクラシックな名曲も多くてミュージカル民以外にも聞きやすかったと思うんだけど、ディズニーメドレーは楽しみにしていたので無くてとても寂しかったりしました。前回のディズニーと比べて表現力が上がったとかお歌が上達したとかわかりやすい指標にもなってたので。

・恵比寿ザガーデンホール
ガーデンプレイス自体がバブルの遺構なので仕方無いんですが、いちいち使いづらいハコでしたね!後部のアルプス席の階段はベニヤ板?みたいな作りだったし、会場に至るまでに細くて急な階段2つしかないって…恵比寿の街の雰囲気は他の場所では味わえないもので、良い思い出になりました

・恋するお土産
家に帰るころにはバキバキに割れていました(´;ω;`)味は美味しかったです

・フェスティバル
#とは

・海宝先輩
あー殴られてるー歌唱力で殴られてるわーを体感、スターのオーラにも圧倒されました…同時に3の時に見た彼の線の細い感じを懐かしく思い出しました。思えば遠くへきたんだなあ。たいきくんはじめ他の恋ブロっこたちがこうやって大きくなって帰ってきてくれることが楽しみになりました。

・総じて
恋ブロ最高です。ほんとに幸せな気分になれるわたしにとって一番の演目。これからも若手ミュージカルスターの発掘&登竜門的存在として続いていくことを心から期待したいです。

 

セットリスト 

Don't stop believin'(ALL

Talk

How to succeed(常川
Greased lightning(森田
Foot loose(HERO

Talk

街灯に寄りかかって(三浦
All I need is the girl(内藤
My one and Only(味方
I'm not my father's son(矢田
Luck be a lady(法月

◆ゲストコーナー

S'Wonderful(ALL
Once before I go(味方
Stepping out with my baby(矢田
Sit Down you're Rocking the boat(内藤
Dancing in the Dark(矢田・法月・内藤?& back dancer:三浦

TALK(内藤・味方

Something's coming(法月
Til Him (法月・味方
At The Grand Hotel(内藤

Cross the line(三浦・HEROメインALL
I'll cover you(矢田・常川
Anything goes (ALL
One night only(ALL
You can't stop the beat(ALL
Don't stop believin'(ALL

 

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恋するブロードウェイ 〜It's festival! メンバー別感想

今更ですが感想を書きます。10/14夜、10/16昼夜参戦しました。

恋ブロはいつも楽しい。一番楽しみな舞台。味方が出てるからっていうのは大きいけど、この先出なくなったとしても、見られるだけ観に行きたい舞台。
今年はメンバーみんな忙しそうだしどうかなあ…と思っていたのだけれど怒濤のねじ込みで開催された!サンキュープロマックス!
今回も本当に本当に楽しゅうございました。


メンバーごとの感想にします。

 

内藤大希
13500円ミュージカルデビューおめでとう!今年は本格舞台から2.5やうたうたい人みたいなコンサートもたくさん出演していて、大きく成長したな~(誰目線)と思わせられる貫禄でした。大希くんの歌は声にドラマ性があるというか、今回のような作品から曲だけを抜粋して歌うコンサートでも、聞き手に物語を思い起こさせる力があってすてきです。グランドホテルは来るなら大希くんに歌って欲しかったから、聞けて幸せでした。大希くんのオットーが見たくなったし、マリウスの先に沢山の名役が大希くんを待っている絵が見えた。


法月康平
ちょっとだけ、お顔が丸く見えた…長い脚のモデル体型はのりくんの強力な武器だと思うので頑張って維持して欲しいです。そして、岡さんが仰っていたように、無難に歌えてこなせてしまうだけに、のりくんの魅力を引き出せる選曲って難しいのかも。前回の「街灯に寄りかかって」「Sunset Boulevard」が2曲とも神がかって素敵だったので、また次回にも期待したいです。今回は全員で歌う時の高音パートはさすがの鳥肌でしたし、そして「運命よ、今夜は女神らしく」はすごく良かった~~!!ガイズ&ドールズ~~!!


矢田悠祐
矢田さん、本当に上手い。岡さんも太鼓判。んだけど、歌にストーリー性がないんだよね…大希くんと逆。すごく上手い人が与えられた課題曲を仕込んだカラオケを聴かされているようで、もう一声~~と思ってしまう。今あちこちの舞台に引っ張りだこの人気者だし、今年は帝劇デビューも果たして来年はアルジャーノンだし、スターダムをのし上がり中だからこそ、もっとミュージカルを好きになっていい歌を聴かせてね、って、高い望みを押しつけるよ。
Kinkyのバラードも良かったけど、Stepping out with my babyや去年の42番街のようなjazzyな曲を歌う矢田さんが特に好きだ。


常川藍里
初登場とは言え格の違いを見せつけた。さすがは大学首席卒業、既に四季の舞台に立っているだけのことはある。歌もいいし(特に低音パートの安定感がいい)ダンスはキレキレ×10くらいだし文句の付け所がないんだけど、なんていうかモブぢからが高すぎる。周りを蹴散らして自分を押し出していくのが苦手とみた。育ちと性格の良さがにじみ出ているよ…。群舞で周りに溶け込むのと同時に、藍里くん自身の魅力をもっと発揮している姿を見てみたいと思いました!


HERO
やっぱK-POP界はすごいね~!!アイドルのスキル高すぎか…!?のHEROくん、かわいらしいお顔にほっそい身体、なのにしっかり通る声(高い。)日本語も上手だし笑いのセンスがある。そして今回藍里くんや大希くんのりくんもダンスが上手いんですけど、HEROくんは飛び抜けて体幹しっかり滞空時間が長くて、「天使の羽かな?」って思いました。(ひろきちゃんは別枠)。フットルース、キャラにもぴったり合ってて最高可愛かったです!ペンラ振らせてくれ!


森田晋平
イケメンじゃない「男前」来た~~~!!平成のイケメン界には数少ないバタ臭い色男、貴重だと思います。森田くんはお父様も俳優さんで、ご自分も大学でミュージカル科卒らしい。初舞台とはいえ一通りのことはかなり高いレベルでこなせているので、見ていて安心感がありました。同時に弱みになるとしたらその新人らしからぬ安定感なのか…?お顔の雰囲気と相まって…?(笑)いろんなことにチャレンジして、初々しいところも沢山みせてくれると嬉しいですね♪Greased Lightningは「本物かよwwwww」ってなりました!


三浦宏規
今回は宏規くんがたくさんのお客さんを恋ブロに呼んでくれたのではなかろうか(笑)。現役跡部様の跡部様じゃないお姿はレアですね。宏規くんの存在を知ったのが前回の恋ブロであるので感慨深い。恋ブロは元々味方が所属していた事務所の主催公演だし、ひろきくんは去年の恋ブロ後、味方と同じ事務所に移籍していたので、今回開催されるなら絶対出てくれるだろうと踏んではいたのです。
が、千秋楽後の岡さんのお話で「去年はひろきくんのお歌が余りにゴニョゴニョでびっくりした。今年も出すと言われて正直どうしようかと思った。去年と同じだったら出さないよと思った」というエピソードが語られて驚きました。去年は初々しくてダンス上手くてかわいい~~~~でこっちも精一杯で、歌は達者ではないけどこんなもんじゃない?くらいに感じていたので、ひろきくんのお歌がそこまで岡さんの琴線に触れていなかったとは…。しかしテニミュ跡部×48公演を演じた経験は大きかった。岡さんも「すごく上手くなってた」って仰って下さったし、バレエの素敵さは言うまでもなく、そして今年は色気が出ましたね…17歳の色気……罪深い……(なんでよ。街灯に寄りかかっては去年のりくんがさわやか100%のビルを素敵に演じた曲なんだけど、今年のひろきくんはのりくんよりも妖艶というか、セクシーなビルでした…17歳にくらくらした…17歳……跡部の経験は少年を青年に変えた。


味方と全体セトリについては別エントリで。

テニミュ3rdシーズン 青学vs氷帝その2 青学8代目のこと

8代目の青学、印象はずっと「普通の人たち」だった。

もちろんみんな若くてかっこいい俳優さんたちなんだけど、直前の代、恵まれた(ファンに人気の高そうな・原作キャラと親和性が高そうな)容姿に実力が伴った7代目と比べるとどうしても普通。更に、キャスト発表直後から続々と明かされた大小の不祥事により、その人気はマイナスからのスタート、界隈は公演が進んでもほとんどレバレッジがかからないという空気だった。

個人的には残念だなあと思って見ていた。8代目、とても好みの青学だったからだ。
プライベートのsnsがどう炎上しようと、ステージの上の彼らはいつもとても愚直に真摯だった。意識が低いと言われても。未完成。でもそこに惹かれた。

vs不動峰では明らかに不動峰の方が学校力が上だったし、vs聖ルドではルドルフのアイドル人気に押されぎみ。vs山吹ではまさかの新キャラ大人気にまたしても陰に隠れがち。

でも密かに、確実に、青学8代目は強くなってた。古田一紀は著しく成長し、中学生らしいリョーマを見事に存在させてくれた。神里優希は髪がヅラから地毛になってより美しく。石田隼は目をむくレベルで歌が上手くなり、本田礼生の菊丸力は磨きがかかるばかり。滝川広大は優しくて大きな心のタカさんなのにどこかスタイリッシュ、眞嶋秀斗の美しさは桃ちゃん先輩の熱さと奇跡のコラボを魅せるし、田中涼星の乾は「乾ってかっこいいキャラだったの?!」と驚かされるし、佐奈宏紀の海堂は可愛いお顔にマムシの激しさが眩しい。声も素敵。トリオの三人は可愛さとダンスと歌のクオリティが本物のトリオだった。


昨日よりは今日、今日よりは明日と目に見えていい役者になっていく青学キャストは眩しくてたまらなかった。

そしてドリライ、卒業公演のvs氷帝が来た。

氷帝で三浦宏規くんが跡部を高いレベルに持ってくるのは想像できた。問題は手塚だ。財木琢磨だ。

vs不動峰で財木の手塚を初めて見たときの感想は一言でいうと「草」で、顔は綺麗だけどこんな何にも出来ない子を手塚にしてどうすんのwwwwと選考陣の思惑を計りかねた。でも大勢の中から手塚国光に選ばれたのが彼なのだから、きっと何かあるんだろうと思った。その時は本当に全然わからなかったけど。

草はvsルドで刈り取られた。この子、歌が上手い!
名曲ドリームメーカーをたどたどしく、でも美しく歌い上げる姿は、応援しようと思わせるに充分だった。

山吹ドリライを経て、氷帝戦。
もう手塚が歌い出した瞬間から心が震えた。油断せずに行こう2016。
この歌は氷帝戦の目玉になると思った。

実際は古田リョーマの「俺に勝っといて負けんな」もベストテンションも全力で試合に挑む青学レギュラーもトリオも三浦跡部率いる氷帝もかっこよくてかわいい山吹も全て全て良くて全部目玉だったのだけれど!最後の最後で財塚の演技と歌が公演のクオリティを高いところに押し上げていた。もうさ~~~天然のくせに、顔だけ綺麗で芸事全然駄目だったくせに、このレベルに持ってくるとかさ~~~~…一体どんだけ努力したんだよざいきたくま~~~~~!!!(号泣

youtu.be

先日、「歴代の青学メンバーから自由にチョイスしてぼくがえらぶ最高の青学を作る」遊びをしていた。難しくもあるし倫理的に(?)できない部分もあるんだけど、楽しく選んだ。つもりで、多くのキャラが8代目からのチョイスになった、私だった。

普通の人たちの努力の青学。8代目12人の未来が楽しみ。大好きだよ。